今年からアカデミーの講師陣に、フィールドパートナーを設けることになりました。
フィールドパートナーとは、現場で地域の人々と課題解決を目指して取り組んでいる社会起業家、そして、団体やグループです。

なぜ、フィールドなのか?

人口流出がとまらない地域に変革が必要!と、多くの人々が認識するようになりました。
しかし、その手法が共有されているとはいえません。
では、成功事例を知ることから?
もちろん、大事なことではありますが、ジレンマがあります。

ソーシャルイノベーションは、長期にわたる社会課題解決に求められる手法であり、プロセスであり、成果です。
例え、成功事例を共有しても、自らのフィールドには、
土、水、空気、外部要因全てが異なり、イノベーションの成否に影響を及ぼします。

視察では生まれない、イマジネーション&イノベーションを
どうすれば学びから創出できるのか。

そこで、アカデミーとフィールドは
複数期間にわたって関係を築いていきたいと考えました。
定期的に出向き、変化を感じ、共に考え汗を流します。

様々な地域で、小さな芽が育ってきていますが、目立つ存在とは限りません。
注意深く、地域を歩きたい。
パートナーのフィールドと、そして、
これから自らが歩むかもしれないフィールドをどうデザインするか、考えながら。

解決手法を学ぶだけではなく、
アカデミーは、どういう社会を目指し、描こうとしているのか、
自らの次の行動をとるための入口です。

フィールドの説明は、各合宿のページをご覧ください!

酒井里奈suzukisan