「未来をつくる企業内イノベーターたち」近代セールス社、出版しました。
企業内にありながら、社会起業家(ソーシャル・アントレプレナー)の精神をもち、時には組織の論理と衝突しながら、よりよい社会をつくるための新事業や新商品開発に取り組む人たち。彼らが今、「ソーシャル・イントラプレナー」と呼ばれ、注目されています。
なぜ、そうした取組みが可能だったのか。
企業は、「エコノミー」と「ソーシャル」の軸の両立に大きく動きだしています。グローバルの尺度が変わる中、彼らのような人々の活躍が不可欠になる時代がきています。しかし、組織を動かすのは容易なことではありません。いかにして実現させていったのか、
彼らの「思い」と「戦略」を共有する本です。
”組織の中にいるからこそできる挑戦がある・・・”
<こんな挑戦の物語を本書では紹介しています>
・タンザニアの電気も水道もない土地で、バイオ燃料事業を立ち上げる(積水化学工業 荒浪亮)
・「ITの力で農業を変える」――強い思いが作り上げた未来型の市民農園(NECビッグローブ 明石剛)
・畜産業への思いが会社を動かし実現させた飼料用アミノ酸のイノベーション(味の素 新里出)
・タイ農村干ばつ被害軽減のため新型保険の開発・普及に取り組む(損保ジャパン 廣岡智)
・最終段階のプロジェクトを止めてまで実現した「環境にやさしい複合機」(富士ゼロックス 小原常男)
・環境配慮型のワインをつくり上げたブランドマネジャーのぶれない思い(サントリー 渡壁大)
・障害者雇用のあり方に新たなモデルを提示した型破りな経営手法(スワン 海津歩)
・社内外の組織を巻き込みながら、拡大した新たなリサイクルシステムの輪(帝人ファイバー 池田裕一郎)
・斬新な直営店舗を軸に、アンダーウェアを楽しむ文化を社会に提案する(グンゼ 竹内哲也)
・シリコンバレーを舞台に展開された「不確実性への挑戦」(リコー 瀬川秀樹)
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